背中の痛みと騒音、毎時間ごとの検温などの検査で眠ることができなかったため、3日目と4日目の境目があまりありません。回復室がナースセンターのすぐ横にあったためナースコールの音が聞こえきます。夜中の間に眠ることができたのは計3回で各30分程度でした。
長い長い夜の間を過ごし、朝6時過ぎ看護師さんに体起こしてみる？と言われたのではいと答えるとベッドのリクライニングをあげてくれました。えっ？えっ？痛くないかな？大丈夫かな？と焦りながらでしたが、大丈夫でした。そして歯磨きをしました。姿勢が変わったので背中の痛みがだいぶましになりました。
看護師さんから尿管を抜いてもいいと言われます。ただ、手術中も大量に体の中に水分を入れているので夜中に2〜3回トイレに行くかもしれないから大変かも。尿瓶をベッドに備えておくのでそれを使ってもいいよとのことを言われ1回歩いてみてからでいいですか？と確認しました。
そして11時前になり、ついに歩く時がきました。寝返りをうつのも大変だったのにベッドから降りれるの？と思いながらちょっとづつ足をベッドの外に出していきます。そして体を起こして立ち上がりました。大変なのは寝ている状態から上半身を持ち上げるだけで、その他は痛みもなく問題ありませんでした。
そしていざ歩いてみるとほぼほぼすり足ですが、歩くことができます。三輪車ぐらいのスピードですが、痛みなく進めます。ただ、緊張なのか普段しない歩き方のせいなのか体に力がめっちゃくちゃ入りました。近くにある体重計に乗ってまたベッドに戻ります。ベッドに乗る方が少し大変でした。
再度尿管を抜くと聞かれましたが、ちょっと考えさせてくださいと答えて、大丈夫なのか？漏らさないか？と考えました。点滴があること少し歩きにくくなっていて、尿管があることでさらに歩きにくくなっています。回復のためにはよく歩く必要があるので、尿管をとって歩きやすくしてよく歩こうと考え尿管をとってもらうことにしました。
尿管を取るの痛そうだなと思っていましたが、気持ち悪い感覚があっただけでそんなに痛くなくとれました。その後、回復室から大部屋へと移動となりました。
この日から水を飲むことが許可されたので喉が潤いました。1日500mlまでと言われたのでちょびちょび飲みます。どうしても面会に人が来ると喋るので喉が渇いてしまいます。
早く回復したいので部屋からデイルームまでを20往復しようと決意し、いっぱい歩きましたが、この日はおならが出ることはありませんでした。歩いたあとベッドに座るとお腹がギュルギュル鳴る音が聞こえたので動いているなっていうのがわかりました。