手術当日(入院3日目)

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とうとうこの日が来ました。内視鏡で大腸がんを発見してから約1ヶ月。ようやくがんを取り除くことができます。

朝6時に起きて、早速浣腸をします。浣腸してできる限り内臓をきれいにしようということですね。けっこうカスが残っていましたが、それでも問題ないとのことで浣腸2回はしなかったです。

手術開始時間が8時45分だったので、それまでの間に歯磨きや髭剃りを済ませておきます。8時過ぎぐらいに家族が面会に来てくれてそこから30分ぐらい雑談して過ごしていました。そして15分前頃になりいよいよ手術室に向けて移動します。

4階の手術室まではエレベーターで移動します。エレベーター降り場までは家族も一緒に来ることができます。家族に頑張ってくるわと伝えてお別れをしました。手術時間は約4時間を予定していました。麻酔に1時間、手術に3時間です。

手術室に入る前に、トイレを念の為済ませてから、シャワーキャップのような帽子をかぶりました。そして、いよいよ手術室に入ります。手術室は10室以上ありそうでした。その中の1つで、看護師と麻酔医師がおり、まず上半身を裸になります。そして、ベッドに横になり、口にマスクをつけられます。そのあと、すぐに眠ってしまい記憶がなくなりました。

そして気がつくと回復室にいました。時間は14時前でした。お腹と背中が痛くて、すぐに痛み止めを点滴で入れてもらいました。効果が出るまで時間がかかりましたが、痛み止めが聞き始めるとだいぶ楽になります。お腹の痛みより背中の筋を痛めたような痛みのほうが辛かったです。尿管が繋がれていることも違和感がありました。

背中が痛いことと、腸が癒着しないように寝返りを打った方がいいと言われたことから1時間に1回ぐらいの頻度で横を向くようにしていました。横を向くと腸が動くような感覚があって大丈夫なのか・・・?と思いました。

目が覚めてから1時間ほどたつと、担当の先生が来てくれて手術について簡単に説明してくれました。血が止まりにくかったため都度止血しながら進めたため、時間が想定よりかかったこと、腹腔鏡手術でおへそ1箇所のみ切っていること、目視ではリンパや他の臓器への転移がなかったことを聞きました。リンパが腫れている箇所があると聞いていたのでとても安心しました。あとは運命の病理結果・・・

そこから翌日までは大変でした。痛み止めで痛みは減るものの背中の痛みは変わらないので30分程度の浅い睡眠はできるものの、熟睡はできないので時間の進みが遅く感じます。口が乾燥するのですが、水を飲むことはNGなのでうがいしかできません。

寝返りをうつのも大変な状況なのに明日歩くって本当に!??と思っていました。ですが、翌日は意外と歩けるようになっています。

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