新規事業の社内で決裁が降りるまでの手順や現制度の課題を紹介します。あくまで私が働いている会社でのルール + 風土です。
会社の制度は?
会社に新規事業の制度があるかどうかで進めやすさの難易度が変わると思います。私が働いている会社では年に1度、新規事業のアイデアを募集しそのアイデアが会社に利益をもたらすのか、ニーズがあるのかを検証します。その後、役員発表し予算獲得 + プロジェクト化する制度があります。下記順序で行われます。
- アイデアの募集
- 募集アイデアの中から10個ほど選ぶ(新規事業推進チームが判断)
- 事業プランの作成 + ユーザーやビザスクで専門家にヒアリングをして、検証を行う
- 事業プランのプレゼン発表し、順位付け(最大3つほど選び役員会プレゼンへと進む)
- 4のプレゼン時に出た質疑応答事項の詰めを行い、役員会でプレゼン
- 役員会では予算化とプロジェクトチーム作成の承認を得る
制度の課題は?
まだまだ新規事業の制度が始まって数年ですので、下記のように課題はたくさんあります。
- 社内認知度が低い
- プロジェクト化したものの本業の仕事量が減らせない
- 他部署協力が必要なプロジェクトの場合、他部署が協力的でない
- IT人材の少なさ
- 人事評価への反映
- 子会社化?社内の今ある部署で進める?
役員会での承認を得るまで半年〜1年かかります。そこで燃え尽き症候群のようになってしまうことを防ぐためにも、人事評価に反映してほしいなと思っています。