大腸がんを乗り越えて楽しい日常へ

異変の始まり・・・?

そもそもの異変の始まり?が起きたのは2019年の1月からでした。

奥さんの実家が関東にあり、年末年始は帰省していました。5〜6日間滞在したのですが、2,3日は熱がある状態で市販の薬を飲んでいました。この時は、冬ということもありただの風邪だろうと思っていました。

1月の中旬ごろから、お腹がチクチク痛むようになりました。頻度は1日に数回ある程度で痛みも小さく一時的なものかなと思っていて2月になれば痛みがなくなっていました。

2月後半になると再度お腹がチクチク痛むようになりました。しばらくすればまた痛みも治まるだろうと考えていましたが、なかなか治らず3月中旬に、本町にある内科胃腸科へと行きました。

そこではお腹がチクチク痛いということを説明し、痛い箇所をしっかりと説明しましたが、なぜか胃薬を出されました。

胃薬なので効果がなく、翌週には違う消化器系の病院へと行きました。そこではしっかりと話しを聞いてもらいました。血便がないことから、恐らく過敏性腸症候群であるということ、不安ならば内視鏡検査するのがいいと説明を受けました。過敏性腸症候群の薬を飲んでみて改善されれば内視鏡しなくていいかなと考え、薬を飲むことを選択しました。「たられば」になってしまいますが、このとき内視鏡検査しておけばよかったなと思います。

もらった薬を飲み始めて10日ぐらいたってようやくお腹の痛みが消えました。効き始めるのが遅いなと思いながらも、こんなものかと考え1ヶ月追加分の薬をもらいました。

5月になり、両家の両親と金沢に旅行に行きました。その時にも熱が出ました。熱は4日間あり、40度を超えていました。市販の解熱剤を飲むために過敏性腸症候群の薬はやめました。この時は、遠出のたびに熱が出てついてないなーと思ってました。

次は7月に奥さんの実家へ帰省しました。この時にもまた熱が出ました。この時にはさすがにあれ?なんかおかしいなと思いました。大阪に戻ってから病院にいきましたが、「旅行の時だけ、調子が悪くなるんでしょ?普段の生活が大丈夫なら問題ない。」と言われ、大丈夫なんだなと思いました。

8月には会社で健康診断があり、9月に結果が返ってきました。結果を見ると貧血となっていました。貧血はよく聞くし、健康診断直前に糖質制限してダイエットしていたからかなと思い深く考えませんでした。

9月28日の探偵ナイトスクープの放送で「癌と戦う30歳の母」を見たときに、がんの怖さと30歳でも癌ってあり得るんだと思いました。

翌週の火曜日に「貧血 大腸」でぐぐってみると貧血で病院に行った人に大腸がんが見つかることがあること、男性の貧血が珍しいことを知り、すぐに病院に行きました。

健康診断より精密な血液検査をすることとなりました。結果はヘモグロビンの数値が低く、血液を作る働きをする数値が高く出ました。内視鏡検査をしようとなりましたが、その病院では内視鏡の予約が11月まで埋まっているとのことで、精神的に1ヶ月も体の異常があるけど何かわからないという状態で過ごすのはストレスだなと思い、別の病院ですぐに内視鏡を受けれるところを探しました。

そして新大阪の大阪内視鏡クリニックへと行きました。火曜日に電話をして、その週に内視鏡を受けれるというスピード感ででき、大阪内視鏡クリニックでよかったなと思います。